同僚の本棚

 ・・・って結構面白いですよね。同僚の本棚にこんな本があったので読んでみてます。

デュー・ディリジェンス成功戦略―M&A・ベンチャー投資のための企業価値精査

デュー・ディリジェンス成功戦略―M&A・ベンチャー投資のための企業価値精査

 ああ、でもきっとあんまりすぐには役立たない(笑)

 ちなみに彼がおいらの本棚で見つけたお宝はこんなものばっかり...

心理パラドクス―錯覚から論理を学ぶ101問

心理パラドクス―錯覚から論理を学ぶ101問

 でもこの本も面白いですよ。

 ここ2年ほど行動経済学だか経済心理学だか、そういう分野を勉強してますが、役立ちます。先日まで「経済の合理性の仮定を云々」っていってたのに、この分野は合理性を否定するとこから始まりますから。そうそう、合理的な選択の前提、情報が完全に揃っている前提、そんなものは簡素化のモデルなわけですが、ここは「思ったよりムチャクチャ」なのですよ。要するにモデルそのものを揺るがしてるわけです。この分野はカーネマン教授のプロスペクト理論(ノーベル経済学賞受賞とかいうやつですかね。内容はどちらかというと心理学と実験に基づいたものなのですが)を発端にしていますが、それ以外の理論と比較して読んでいくとさらに面白いです。