S2Velocity 1.2 リリースしました

VelocityテンプレートをWebアプリケーションのビューとして用いる場合に、S2Containerとのビューヘルパー(ツールボックス)インスタンスの管理をS2Containerと統合するためのコンポーネント、S2Velocity 1.2 をリリースしました!

詳細はこちら: http://s2velocity.sandbox.seasar.org/
リリースノート

以下、S2Velocityの説明の引用.

簡単に言ってしまうと、Velocity Toolsのツールボックスインスタンス管理をVelocity ToolsではなくS2Containerに任せるためのライブラリです。

Webアプリケーションで、Velocityをビュー層のテンプレートエンジンとして用いるとき、ビューヘルパー(ViewHelper)パターンを使うのが一般的です。 Velocity Tools プロジェクトで提供されるStrutsLinkToolやDateToolなどは大変便利ですが、これらビューヘルパー(ツール)を自作する場合に、ビューヘルパーのインスタンス管理がVelocity側に握られていて問題になることがあります。

たとえば、ツールボックスに何かをinjectionしたい場合や、Service層を呼び出したい場合などに、自分でgetComponent()するなどする必要があるのです。こうなると、そのソースコードはS2Containerに依存してしまうためテスタビリティや保守性、再利用性が下がってしまいます。

そこで、S2Velocityです。ツールボックスでも、S2Containerの提供する柔軟なコンポーネント定義、アプリケーション全体で一貫したインスタンス管理を実現できます。