ここはPG Music社に教えを請うべき

via On Off and Beyond: 身悶えするほど恥ずかしいマイクロソフトのSongsmith

いや、これ確かにひどい。ただ、音がショボいというか、そもそもアレンジメントもおかしいんですよ。ボイス・リーディングはガン無視、ピアノのバランスもおかしいし、ローインターバルリミットとかにも抵触している気がする(耳的に)。

そして、「これはどこかで知っている」と思ったら、そう、MSX後期とか、X1とか、あの時代の「オート・アレンジャー」機能の水準だ。しょぼすぎだ。

今のオートアレンジャーは進化しているか? といえばもちろんしているのである。それも Songsmithと比較するならもう天と地ほどの開きがある。

DAWに付いていたりするものもあるが、ほどほどに優秀、といったところだ。私の一番のオススメはコレ、PG Music社のBand In A Boxシリーズである。

とにかくこの製品は歴史が長く、16-bitなWindowsでガシガシつかっていた。アレンジメントのスタイルの豊富さもさることながら、メロディーに対するハーモナイズ、コードのジャズアップ(正しい文脈でテンションを付加してくれる)、あとは指一本でブロックコード弾いて演奏に参加できたり、と、もう基本的にはいたりれつくせりだ。特に音楽をやる人にとっては「カラオケ」があると嬉しいシーンも多く、このソフトはとにかく活躍する。ジャズ系の人なら Buy now! ぐらいのオススメだ。音の良し悪しはソフト音源によってかわるのであまり指摘しない。Band In A Boxでも同様にショボくなりえるので。

…結局、SongsmithはMSが万能でないことを示すネガティブキャンペーンなんだろうか。



と思ったら、PG Music社もSongsmithにいっちょ噛んでいるらしい!?
いや、それにしては Band-In-A-Boxとのアレンジメントの品質の差がありすぎ。なんかケチったのか!?