納車

 というわけで納車してもらいました。

 前もKeiなら次もKeiって、なんぼKei好きやねん、という話ですが、前のKeiはもうほとんどコレクターズアイテムのような3ドアタイプで、初期型のみのモデルとなります。今回はなんと8モデル目(マイチェン)らしく、さすがにいろんなところが違います。KeiはKeiですけどね〜(苦笑)

 インプレッションなどをつらつらっと。

 まず外見。これは、あんまり変わらないところと変わってるところがある。前のKeiと比較してどうか、というところを無視すると、フロントマスクはなかなか迫力はありますね。リアについてもでっかいスポイラーが存在感を主張。あと、これを外見にあげると文句が出そうですが、四輪ディスクブレーキは個人的に○です。最近の軽自動車はリアドラム式が多いので(これでも全然いいんですけどね)

 インテリアは…前のKeiのほうが使いやすいな、と思う面が多々あり。ダッシュボードが中央だけせりあがっていてカーナビの取り付けが非常に困難。取り外し簡単タイプを使ってるんだけども、これが1Uのマウントキットを使っても上にせりあがって視界の妨げになる。ちょっと悲しい。今回はエアバッグがついてますが(先代のKeiはあえて外していたが、今回は外せない)収納容量的にはあまり遜色ない感じがします。

 Kei WorksのポイントとしてはRECARO製のシート(といってもまあRECAROだからどうってことはないですが)がついてます。そのせいなのかシートレールのマウント位置というか、若干高めでドライビングポジションがすげえ姿勢良くなってます。深く腰掛けない感じ。すわり心地も悪くないです。4点いれてもぴったりきそうな雰囲気。後部座席は前のKeiより広くなってるらしい。おれはまだ座ってませんが。4人ちゃんと座れます。これは○。リアシートのヘッドレストを外さないとフルベントできない。これは△。でも仕方ないけど。規格だから。。。

 とりあえず初日は200kmほど走って、慣らしはmax4000rpmぐらいを目処に。メーターは10000まで切ってあり(こんなエンジンなら当然ですかね)、慣らしのゾーンとしてはこんなもんかな。4000までならタービンもちゃんと慣らせます。ある程度探りを入れてみると、前のKeiよりトルク感があります。ローギア化の気配があります(気のせいではなさそう)。まだわからんのですが素性はよさそうです。

 最初についてる足回りも完成度が高く、これはいい感じです。ステアリングのレシオもくるくる回る先代Keiのハンドルと比べると随分クイックで嬉しいです。ただ、リアのバネレートは設定が若干低めなのか、反応が予想よりも鈍い感じがします。長いコーナリング時はこれでいいのですがクイックな切り返しが必要なシーンでは大変かも。車線変更でもオシリが残る感じがしますが、これはダンパーの伸び側の設定のせいなのかもしれない。

 Keiは伝統的に3気筒エンジンです。なので基本的にトルクはあるものの、うるさいのです。経年劣化してくるとさらにガシャガシャした感じになります。この点は素晴らしく、なかなか静かに作ってあります。まあ、最初は静かなんだけど。スバルなんかの4気筒エンジンはパンチはあまりないもののさらに静か、かつなめらかで、これに関してはメーカーごとに意見の分かれるところなんかな。

 まあまたぼちぼち探りを入れながらレポートします