QCamをインストールすると USBオーディオデバイスが認識されなくなる

新年あけましておめでとうございます(おい)

私は、昨年末にWindows XPを再インストールしたのですが、そんなメンドクサイことをした理由というのが、『デジタルピアノをUSB接続している場合に、MIDIバイスとしてWindowsが認識してくれない』というものでした。Windows XPを再インストールすると回復しました。その時、原因はわからなかったのですが、回復したのでもう忘れていました。が、新年早々、この事態が再発しました。

ほぼ毎日使っていたこともあり、認識されなくなったタイミング、およびそれ以外に行った作業から判断するに、直接的原因としてはLogitechのQCamというカメラのドライバをインストールしたから』となりそうです。このドライバが何かのファイルを上書きしている、というあたりが根本的原因かと思うのですが、ほとんど根拠もないし推測の域を出ません。

ただ、カメラも使いたいし、MIDI入出力にデジタルピアノも必須なので、この状態は困ります。仕方ないので、デジタルピアノのUSB接続はあきらめて、昔ながらのMIDIケーブル2本指し接続に戻ってしまいました。とても悲しいことです。

で、Windowsさんに何が起こっているのか、と目を凝らしてみていたのですが、いま分かっている範囲では、接続しているデジタルピアノはUSBオーディオバイスとして認識され、MIDIポートとしてもWindowsからは「正常に動作している」ように見えるけども、コンパネとか、DAWの選択肢には出てこない、というあたりです。

また、この状況下で、USBオーディオバイスのドライバを入れなおそうとすると、

  • USBオーディオバイスを接続したとき、正しくは usbaud.なんとか がインストールされる (クリーンインストール直後)
  • しかし、QCamドライバをインストールした後は、何度試しても ksolay.ax がインストールされる (QCamインストール後)

ように見えます。でも、これ、どっちもドライバとして明後日の方向のものというわけでもないのでよくわかりません。QCamドライバをインストールしてしまうと、カメラを外していても、後者になってしまい、回復できず。Windowsを再インストールすると前者に戻る、というわけです。

また、ツールを使って midi1〜midi9:あたりのドライバそのものを削除してみても同じ。(WindowsXPではインストールできるMIDIドライバ/ポート数に制限があるはずなので試した)

上記の事象から考えると、うちのデジタルピアノ(Roland HP205)に限らず、標準USBオーディオバイスとして認識、使用されるデバイスについては同じことが発生する確率はゼロではありません。いまのところ我が家のPCでは100%再現ということに。また再インストールすることがあれば最初に試してみたいと思います。